『UN HOMME ET UNE FEMME/男と女』

前にも書いたかもしれませんが、とても好きな映画の一つに
「男と女」があります。
今日はまたこの作品が見たくなって、
帰って来てからすぐにDVDをセットしたのです。

妻に自殺されたレーサーと、スタントマンの夫を失った女。
互いの子供のいる寄宿学校で知り合い、次第に恋に落ちていく二人、
アヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニャンの演じる大人の恋物語。
フランシス・レイのあのスキャットにのせて、
本当に素敵な大人のラブストーリーが始まります。

冬の海辺、空も波も色は淡く、どこか 寂しげな風景の中で、
台詞も少なく 二人の愛が静かに描かれていく・・・
とても美しく上質な作品です。

「幸せってこういうことなのかな、」

『UN HOMME ET UNE FEMME/男と女』
 1966年/フランス/104分