メトロに乗って

スペイン旅行の話、、
ミハスの後は、セビーリャ、コルドバと、またまた[世界遺産]の旅が続くのですが、
今回は少し飛ばして、最終日マドリードの夜のお話を。
貴重な建物や美術館も大満足だったけれど、
この旅行のメインは、この夜だったんじゃないかと思うわけで・・・

 

地下鉄を乗り継ぎながら「バル」のはしごに出掛けたんです。
新婚さんのお邪魔をしながら、3人で。
「ああ、旅行っていいな」って感じたのは
このマドリードでの『食べ歩き』が一番かもしれません。
自由時間も限られているので、ガイドブックを見ながら美味しそうな店を
ピックアップしましてメトロの乗り換え駅も簡単にメモして準備OK!
もうね、ここからは”ガイドさん”のつもりだから、オレ。
マドリードは前にも歩いてるし、大丈夫だから。
って、張り切って出発したのにトラブル発生、、
メトロの切符、買えないってどういうこと?
マドリードのメトロは一回一律で1ユーロ、
券売機に1ユーロ入れて、ボタンを押したんだけど
反応しませんで。(お金の返却もできません)
で、今度はボタンを押してから1ユーロ投入!
またしても反応なしで、どうしたもんかと思っていたら
後ろの方から、窓口のおばさんが凄い勢いで怒ってるんですね。
「そこはカード専用の機械なんだから、コインなんか入れるんじゃないよ!
よく見なさいよ!」って、
仕方なく、そのおばさんから切符を買い、無事に通過しました
が、 その後も 乗り換え口を間違えたり、
(新婚さんのご主人が しっかり路線図を覚えていてくれたので助かりましたが、)
地上に出ても、目指す所の「サン・ヘロニモ通り」を発見出来ず、さまよってみたり。
あー、頼りなく、とんだ珍道中に。

 

それでも美味いものには 意地でもたどり着く、
ここでしか食べれないもの、をしっかり味わって来たのでした。
まずはココ。
『Los caracoles/ロス・カラコレス』
カラコレスってのは、かたつむりの事。
あっ、エスカルゴをイメージした人、ちょっと違うから、、
(↓はい、画像出ますから覚悟してね❤)
殻の中から触角がニョロっと出てるのわかりますか?
(これ以上鮮明な画像はNGですね、、)
こいつらが目の前にドンっと出てきた時は、
ちとビビりましたが、爪楊枝で突いて食べてみると
ピリ辛スープの味がからんで美味しいの。
そして、時々ね、
時々とってもマイルドテイストなヤツが居るんだな、
何故かはわからないけど、とってもクリーミーな味を醸し出している奴がいる。。。
この謎を考えると鳥肌が立ちそうなので、考えないことにしましょう、
そして、奴らを凝視してはいけないよ、そのまんまナ○ク○、だから。
さて、次に向かったのは
『museo del jamon/ムセオ・デル・ハモン』
生ハムの専門店、

 

数えきれないほどのハモン・セラーノが店中にぶら下がっています、
店のオッチャンも威勢が良くて、魚屋のような勢いでした。
この生ハムは、最高級のハモン・イベリコ・デ・ベジョータではなく、
お手頃なお値段の物でしたが、塩加減もそれほど強くなく
ビール片手にパクパクいけます。
店内の賑やかな雰囲気もたまりません、、
続いて3軒目、
『LA CASA DEL ABUERO/ラ・カサ・デル・アブエロ』
ここは海老の専門店。
この店のガンバス・アル・アヒージョは最高。
狭い店内に人が溢れてました。
まだ早い時間なので床はそれほど散らかっていませんでした。
床が散らかっているほど、人気の高いバルということらしいですが、
紙くずとタバコの吸い殻が同居しているのは気になりますね。
まだまだ食べてみたいものは沢山あるので、
またいつか「食べ歩き」の続きをしてみたいと思います。