経営的には問題ありですな。

なんだかねぇ~
一応美容師のブログのはずなんだけど、
髪に関する話が”ハゲネタ”だけというのは、寂しい感じですなぁ。

無理矢理、美容室のはなしでもしてみましょうか。
美容室のメニューって、クリニックパーマとか、スペシャルなんとかー
って、ランクがあったりしませんか?
松・竹・梅、みたいな。

薬液に上・中・下、みたいに差があったり、+トリートメントで
料金が変わってくるメニュー設定しているサロンありますよね?

実は、あのランク分けされたメニューが苦手なんです。

例えば、凄くダメージが進んだ髪のお客様がパーマを希望されたと
するじゃないですか、そこで確実に希望のカールを出すには前処理として
何らかのトリートメントを入れなければいけない。
通常の行程ではイマイチな仕上がりになると判断して、
お客様に説明する。
が、しかし、
お客様の判断は、
「料金がアップしてしまうなら通常のパーマでいいです。」

「・・・・・」

こうなってしまうと、自ら技術力を低下させることになってしまいかねません。
必要な道具を使えずに仕上げなければならなくなるから。

なので、うちの料金設定はとってもシンプルです、
料金そのままで、必要な処理剤は色々と使います。


ちょっとしたイタズラは大好きなので、
仕上がった髪に艶やハリがでて、お客様が驚いてくれると
嬉しいんです。

もちろん、お客様の髪質や状態を見て判断します。
(アレルギー反応をおこす可能性のある方には使いません)

採算度外視なので、経営者が見ていたら怒られる行為ですね、
幸い、うちの経営者は太っ腹のようですから大丈夫です。

髪のコンディションも含めて、その日のヘアスタイルを
一番いい状態で仕上げたいと思うので、そのお客様の髪に
必要なものを判断するのは美容師の役目、
そこに料金の上下が関係すると自分が気持ち悪いのです。

こんな事ができるのも個人経営の利点ですけどね。


ヘアカラーにも”魔法の粉”をトッピング。