美容室のエアコンは過酷な状況下でがんばっているのだ

美容室業務用エアコン

ここ数日、サロンのエアコンの調子が今ひとつだったので点検をお願いしました。
これから夏本番を迎えるにあたって、冷房が効かなくなってしまったら
冷や汗ものどころか、大汗になってしまって、とても営業出来ませんからねぇ。

ここで美容室を初めてから12年、
ここのエアコンはその前から使っていたものなので
かなりの年代物です。

美容室はドライヤーの熱で急に室内の温度が上がったり、
シャンプーの際にはシャワーの湯気で湿度が上がったりと
エアコンにとっては良くない状況ですから消耗も早いかもしれません。
もう寿命なのかも、とドキドキしながら点検を見守ること数分…

ど、どうでしょうか……?

「えぇっと〜、とりあえず、正常に動いてますね」

と、エアコンの冷風に揺れる前髪をかきあげながら
爽やかな笑顔で答える作業員さん。

その後もエアコンの動作を細かく点検して、屋上の室外機の様子も確認してくれましたが、とくに故障している様子はありませんでした。

結局、冷房を効きにくくしていた原因は「AIR WING」という
フラップの角度、だったようです。
このAIR WING、エアコンの風が直接お客様に当たらないようにと
取り付けたものですが、ここに当たった冷気がエアコン中央の吸い込み口に
流れると、サーモスタッドが誤作動を起こすようです。

ということで、AIR WINGの角度を調整することで、
あっけなくエアコンは復活したのでした。
本当に大事に至らなくてよかったです。

”今年の夏も快適な空間をご用意して、皆様のご来店をお待ちしております”

 

自由が丘にあるマンツーマンの美容室
美容室イニティウムヘアサロン自由が丘