辞書の楽しみかた

新しい辞書を買いました。
今は、何か調べたいときはネットで検索したら
色々と情報が出て来て便利なんですけどね。

言葉の意味を調べる、読めない漢字を調べる、
ネットでも辞書でも、そこまではそれほど変わらない、

でもね、辞書はその後 見ちゃうんですよ、
全然関係ない文字を。

辞書を引いていたつもりが、いつのまにか
辞書を読んでいたという変化が案外おもしろいのです。
その時調べていた事とは関係ない文字に気を取られて
どんどん思考が脱線していくんですよ、

この「脱線」することが面白い。
へぇー、とか、ほぉー、とか言いながら
新しい発見があったり、余計な疑問が出てきたり、
辞書には、「読み物」としての一面もあるのかもしれません。

知らなかった事を、素早く取り出せるインターネット
という道具は便利だけど、辞書という道具を使って、
”自分が何を知らないのかを、知る。"という事も
案外面白いものですね。