雲をつかむような話

今日は、今ハマっている本をご紹介!
『クラウド・コレクター/雲をつかむような話』[手帳版]
(クラフト・エヴィング商會/ちくま文庫)
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昭和9年、
「クラフト・エヴィング商會」の先代、
吉田傳次郎が、ある科学雑誌にこんな広告を掲載していた。
「雲、売ります」
なぜ、傳次郎はこんな奇妙な広告を掲載したのか?
傳次郎の残した『アゾット行商旅日記』を手がかりに、
”クラフト・エヴィング商會三代目店主”である吉田浩美さんが
傳次郎の謎をひもといて行く。
すぐそこの遠い場所「アゾット」とは、いかなる場所なのか?
功名に仕組まれた”言葉遊び”から、シュールな世界が広がり、
雲をつかむような話の中に、物事の本質が見え隠れする。
「記憶」「忘却」「永遠」「すぐそこの遠い場所」「背中」…
すぐそこの遠い場所「アゾット」とは、いったい何処なのか?
もしかしたら、そこに行くと、
現実の世界の本当の姿が、見えてくるのかもしれませんよ。
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『すぐそこの遠い場所』
(クラフト・エヴィング商會/ちくま文庫)
↑そして、こちらは「アゾット」のガイドブックのような
『アゾット辞典』
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