『Luz 自由が丘』

久しぶりに自由が丘情報を…
と言っても先週の出来事なんですけどね。
一週間があっという間に過ぎてしまって、新鮮さも薄れた感じなんですけど
7月17日(金)に自由が丘にしては珍しく、大きな商業ビルがオープンしました。
その名も『Luz(ラズ) 自由が丘』
この「Luz」っていう名称のプレートが建築中からチラチラ見えていて
(早くから解らないように、パネルで隠してたりしてあったんですけどね)
なかなかいい名前じゃん、って思っていたんです。

「Luz」はポルトガル語やスペイン語では「光」という意味なんですけど、
『Luz 自由が丘』の名称説明見たら全然違ってた・・・
なんだかクドくってテンション下がりました、、スミマセン。

通勤途中に通りかかったら、オープニングセレモニーのゲストとして
川原亜矢子さんがトークショーを始めてました。

その時の私は、両手いっぱいにトイレットペーパー、ボックスティッシュ、洗剤なんかを
かかえて非常に残念な状態でしたが、それでもこのセレブなイメージの空間に入っていけます。
普通に。

都会的でセレブなイメージを狙っても、どこか垢抜けない街=自由が丘。
そんな自由が丘がとても居心地が良くて、私は大好きです。

また一年たったのだねぇ、

自分の店を始めてから、今日でちょうど8年が経ちました。
毎年この日がくると思うのですが、一年という時間は
あっという間に過ぎてしまって…
なんだか去年から全然進歩がないなぁ、と
つくづくそう思うのです。

でも毎年同じように過ごすことが出来ているのも
お客様や、まわりで支えてくれている人達のおかげ。

おかげさまで、今日もサロンでお客様をお迎えすることができました。
9年目に入るこれから、
もうちょっとだけ、何か変化をしていかなければ。
仕事でも、プライベートでも、
あと一歩、前へ進むために
脳みそをシワシワにして考えなければいけませんねぇ…

                     曇り空の7月3日に。(夏はもうすぐかな)

『それでも恋するバルセロナ/ Vicky Cristina Barcelona』

スペイン好きなら見るでしょう、この映画。
タイトルにバルセロナって入っちゃってるんですから
とりあえず見てみるでしょう?

『それでも恋するバルセロナ/ Vicky Cristina Barcelona』
ということで、¥1,000-で観られるサービスデーを狙って
『サガン』に続き、またも渋谷Bunkamura「 ル・シネマ」へ。

バルセロナの雰囲気が味わえるかなぁ、と思っていたのですが、
お約束の観光スポットがチラッと出てくる程度で、ストーリーに関係してないような ?
< 今回はスペイン好きということで、辛口です。すみません。>

ただ単に「情熱の国スペイン」のイメージが欲しかっただけのような気がするんですよねぇ…
登場人物も、次々と女性を口説いて行くラテン系プレイボーイの
”フアン・アントニオ”(ハビエル・バルデム)や、情熱的というよりは
感情むき出しの激しい女性”マリア・エレーナ”(ペネロペ・クルス)が出て来て、
ひと夏のバカンスだし、「情熱の国」だし、
そりゃあ、恋に落ちるでしょ って?  浅過ぎじゃないですか?

実際、バルセロナの制作会社から「制作費を出すからバルセロナで映画を撮る気はないか」
と尋ねられたことから始まったみたいだし、
「バルセロナを舞台にした映画の題材を考えたんだけど、まったく思いつかなくてね」
なんて語ってるし。
(ストーリーが出来上がる前に、ペネロペ、ハビエル、スカーレットの出演は決まっていたらしい。)

この作品では、色々なタイプの登場人物の恋愛観、価値観が比較されながら
展開していくのですが、根底に描かれているものとしては、
『これ以上は無いと思える理想的な環境も、何かの要素が入れ替わるだけで
とても耐え難い環境になることもあるのだ。』ということなのかも知れませんね。
大胆な面と臆病な面、安定した生活と刺激的な生活。
人間が持つ二面性を描いているところは共感出来ました。

そうそう、エンドロールの時に流れるスパニッシュギターの調べは
なかなか素敵でしたよ。

           

『それでも恋するバルセロナ/ Vicky Cristina Barcelona』
監督:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン ハビエル・バルデム
    ペネロペ・クルス レベッカ・ホール

2008年/アメリカ・スペイン/96分