変わりゆく街

ここ数ヶ月ちょっと気になっている事があります。
それは通り沿いの建物がどんどん取り壊されていること。
古くからこの街にある建物が、何かの連鎖のように次々と消えて行く。

昔ながらの商店街から、消えて行く店たち、
お肉屋さん、メガネ屋さん、アジア雑貨店、不動産屋、喫茶店…
建物は残っていても、すでに廃業している店も数軒ある。
一昨日にはコンビニが一つ閉店してしまった。
あまりの展開の早さに、この通りだけゴーストタウンのように
なりそうで心配になってくる。

世代交代の時期なのか、建物の老朽化なのか、
それぞれの理由はわからないけれど、確実に街が変わって行く。
古い商店が消え、新しいビルになり、
新しいショップが並び、また違う街の姿になっていくんですね。

新しい町並みに慣れると、前は何があったのか思い出せなくなったりして、
案外、薄情なもんだなぁと思う事もありますが、
時を同じくしてこの街に存在した店や、そこに働いていた人達の事を
できるだけ心の片隅に留めておきたいと思います。