サグラダ・ファミリアからの眺め (バルセロナ)

バルセロナの観光はまず、バスの車窓から町並みを眺め、

カサ・バトリョ(Casa Batlló)

カサ・ミラ(Casa Milá)
を回り、バルセロナのシンボルとも言えるサグラダ・ファミリアにやってきた。

この建物はまだまだ建設途中、建築現場の中を見て回るようなものだ、世界的に有名な建物の中で
建設に携わる人達が、雑誌を眺めながらのんびりとランチをしている。
こんな姿まで包み隠さず見せてしまうところが、この国のおおらかさ、力強さなのかも知れない。

塔の中にはエレベーターが設置されていて、楽に登ることができる。

塔と塔を繋いでいる通路に立つと、なんとも心地よい風が吹いてくる、
長い年月をかけて少しずつ成長を続けている石の塔、ひんやりとした石の感触を確かめながら
眺めていると、まるで時が止まったかのような錯覚を覚える。
次々と足早に通り抜けていく人達を横目に、バルセロナの街をずっと眺めてたいと思った。