『アルハンブラ宮殿』(グラナダ)

さて、いよいよグラナダへと、

ホントに。

早速『アルハンブラ宮殿』へ行ってみましょう。

『アルハンブラ』の名の由来は
『アル・カルア・アルハムラ』
(アラビア語で”赤い城”の意味)
スペイン語読みでは「アルハンブラ」ではなく「アランブラ」

まずは、「ヘネラリフェ/Generalife」

「ヘネラリフェ」とはアラビア語で
“天の楽園”
または“すべてを見尽くす者の住む楽園”
との意味も。

アルハンブラよりも一段高い丘の上にある「ヘネラリフェ」は、
1319年に、ナスル朝グラナダ王国イスマイル1世によって
夏の離宮として建設された。
美しい庭園と泉との調和がみごとでした。

『アセキアのパティオ』

続いて
『カルロス5世宮殿』
ミケランジェロの弟子、ペドロ・マチュカの設計。

アルカサバ(城塞)越しのアルバイシン地区

いよいよ『ナサリーエス宮殿/Palacios Nazaries』へ。

入り口の床にはザクロ(グラナダ)の模様。

入ってすぐ、『メスアールの間/Sala del Mexuar』

『コマレスの塔/Torre de Comares』の入り口の装飾

『大使の間/Sal??n de los Embajadores』
ここはイスラム教国最後の王ボアブディルが、
グラナダの明け渡しを決定して宮殿の鍵を渡した部屋。

『アラヤネスのパティオ(天人花の中庭)/Patio de los Arrayanes』
後ろに見えるのは、コマレスの塔

『ライオンのパティオ/Patio de los Leones』
ここが、たぶんアルハンブラの中で一番知られている風景なんじゃないかと
思います。12頭のライオンが円形にならぶ「ライオンの噴水」

しかし、、、

ライオンが居ない!

(只今、修復中なんです。)

これは、ある意味貴重な写真かもしれません~~

↓(本来はこんな感じ。またしても古い写真登場)

ライオンを囲んでいる大理石の柱は124本、
ハスの花をかたどってあり、アラブらしい造り。

『二姉妹の間/Sala de las dos Hermanas』と
『アベンセラーへスの間/Sala de los Abencerrejes』は、
天井を覆う無数の鍾乳石状の繊細な装飾「モカラベ」が見事です。

『二姉妹の間』の天井

『アベンセラーへスの間』の天井

「リンダラハの中庭」

結婚式もやってます。
映画のワンシーンみたいですね。
(リンダラハの出窓)

『王妃の糸杉の中庭』のタイル