「自由が丘ロール屋」さん、8月30日(日)閉店

当美容室のお隣「自由が丘ロール屋」さんが2026年8月30日(日)をもって閉店するようです。2002年の開店から24年「世界初のロールケーキ専門店」として愛されてきたケーキ屋さんです。

INITIUM HAIR SALONが2001年の開業なので、ほぼ同じ時代を「お隣様」として歩んできたことになります。24年……。

色々あったなぁ、と思い起こしながら、時の流れをひしひしと感じるのでありました。

まだ、「お隣さん」が「自由が丘ロール屋」になる前のお話ですが、私は自分の美容室をオープンしたばかりで、無我夢中で仕事に向かっていました。

ある日窓の外を見ると、お隣の空き店舗の前に一台の車が止まっていて、車の後部には「モンサンクレール」の紙袋が見えました。

もしかして、あの有名パティシエの辻口さんが内見にきているのかも? と、甘い物好きの私はとても興奮して眺めていました。

やがて「お隣さん」は謎のケーキ工場になりました。

若いパティシエさん達が、毎日毎日ケーキの下地を焼いている様子で、バターの匂い、甘い香りがこちらの建物まで漂ってきますが、「お隣さん」には看板もなく、販売もしていない…。

辻口パティシエの謎のケーキ工場……。

時々、辻口さんも様子を見にきていたので「ここはお店としては立ち上げないんですか?」と尋ねたことがありました。

辻口パティシエ:「ここはモンサンクレールの工場として使うので、お店にはしないんですよ」

そんな感じの回答で、ちょっと残念に思ったものでした。

それから約半年が経ち「お隣さん」に「ぐるぐる渦巻き模様」の看板が下がりました。

辻口パティシエ:「これ、僕が書いたんですよ」そんなふうに嬉しそうに看板を見上げる、辻口パティシエの姿がありました。

「モンサンクレール」に次ぐ、第2号店「自由が丘ロール屋」ここから、辻口 博啓氏の快進撃が始まったのでありました。

行列の絶えない超人気店。

時には閉店後の「お隣さん」から拍手喝采と歓声が聞こえてきたして(何かの目標達成?)私も「お隣」で拍手してみたり。

いろいろなことがありました。

「辻口パティシエの謎のケーキ工場」から「自由が丘ロール屋」となり、自由が丘の歴史になりました、私も「お隣」でずっと見続けながら「よし、自分も負けてられないぞ」と勇気と元気を頂きました。何度も何度も。

24年間、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。

「お隣さん」は来年、2027年よ次なる挑戦として、ショコラとコーヒーへのこだわりを表現するショコラトリー、カフェを併設した「LE CHOCOLAT DE H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)自由が丘店」として生まれ変わるようです。

楽しみですね。

私もまた「お隣」で見続けながら、元気をもらいながら、負けないように頑張っていこうと思います。