嗚呼、爽やかガテンな君よ、、

仕事帰りの電車の中で、不思議とよく見かける人がいて、
ついつい気になってしまいます。

私の場合、帰宅する時間は 日によって大きく違うため、
決まった時間の電車ということでもないのに、
遭遇する確立の高い人が何人か、いる。
もちろん、何処のどなたかも知らないし、ただすれ違うだけなんですけど、
『あ、またお会いしましたね。』などと、心の中で思ったりもする。

そんな「よく見かける顔」の一人に、ガテン系の男性がいるのだが。

180センチ位の細身の体型にニッカボッカ、
茶髪ロン毛のその頭には、タオルをバンダナのように巻き、
日に焼けた肌にキリリとした目鼻立ち、実にクールな男前、、、

「マジ  かっこええわ、」

背筋をすっと伸ばしたまま、大股で、階段も一段飛ばしで颯爽と歩いて行く。
タオルから出た長い髪がサラサラと風に揺れて、
汗臭さなど微塵も無く、嗚呼、実に爽やかな男前の君よ。

「お、おともだちに なりてぇ、、」

男がホレてしまいそうな位の、いい男。
「いったい、何を食ったらそうなるのか?」
お友達になってお尋ねしたい、 ぜひ。
(注:こちら、どノーマルなおっさんです。ホ○の気はありませんので、念のため)