自分とは何者でしょうね?

”自分”とは何だろう?
あなたは、そんなことを考えた事がありますか?
自分とは何者か
何のために存在するのか
そして何を求め、何処へ向かっているのか

”自分の存在価値”
大人になったところで、その答えは明確には見えて来ない。
周りの人との関係性が希薄に感じられる現代では、
この問いかけは多くの人の、内なる声として沸き上がっているような気がする。
「誰にも解ってもらえない本当の自分」を携帯小説の主人公に重ねてみたり、
「自分探し」という言葉に共感して、もう一人の自分を必死で探し求める。

本当の自分も、もうひとりの自分も、どこにも存在しないのに。
確実なのは、いま、この瞬間に存在する自分だけ。
本当の自分とは何者か、
それは自分自身が一番良く知っていると思いがちだけれども、
自分の記憶の中の生い立ちですら、思い出すたびに簡単にねじ曲がる。
記憶とは案外曖昧な物だ、思い出す時に、その事実に感情が加算されて
再生される。思い出すたびに事実に尾ひれが付いて行くことがある。
それがまた記憶され、事実として認識されていく。

正確な過去など存在しない。
そして、確かな未来も存在しない、

今この瞬間、確かにある自分が未来の夢を見ることは、
それも、確かな事実。
ならば、今この一瞬、一瞬に精一杯夢を見て、
時を過ごさなければもったいないね。

この一瞬に存在するもの、
それが ”唯一の自分”   なのかも、

大晦日の出来事

昨日の強盗事件をきっかけに、
僕はある出来事を思い出しています。

それは、4年前の大晦日の出来事。
僕はいつもより少し遅く、お昼過ぎにサロンへと向かいました。
31日からは休みにしていて、この日は年末の大掃除を予定していたのです。

サロンの隣は、あの有名パティシエの店。
この日も行列が出来ていて、相変わらずの人気ぶりでした、
この行列を前に、「二階の窓ふきは無理だな、」と思いながら
階段を上がろうとしたとき、ポストの前に何か黒い布のような物が
丸めてあるのを見つけたのです。

”となりに行列している人が荷物を置いているのだろうか?”
あまり気にせずに階段を駆け上がり、サロン内の掃除を始めたのですが、
一時間位経った頃、窓から下を見るとまだ、あの黒い布はそのままになっていました。

不思議に思って、それを確かめるために広げてみると、
それはボロボロにすり切れた黒いパーカーでした。
転んで地面に擦り付けたようにすり切れている、
そして、一緒に黒いニット帽と、傷だらけの携帯電話が丸めてありました。

誰かが酔った勢いで脱ぎ捨てていったのだろうか?
だとしたら素面に戻った時に、自分の携帯電話に電話をかけているかもしれない。
しかし、着信履歴は残されていなかったのです。

誰かが取りにくるかもしれないので、そのまま放置して
さらに2時間が経過、それでも何も変化は無いまま。

なんとなく嫌な予感がしてきた。

もしかしたら、真夜中に喧嘩か窃盗事件がおきて、
被害者の所持品を捨てて行ったのかも?
だとしたら、この携帯電話の持ち主は今、どこに…

もしかしたら、どこか人目につかぬ所で倒れているかもしれない。
僕は、ビルの横の狭い通路を通って、恐る恐る 建物の裏手を見に行ったのです。

そこには、
誰もいませんでした。
でも、何か事件のニオイがして気味が悪いので、交番に届けることにしたのです。
駅前の交番を訪ねると、中から警官が一人出て来て対応してくれたのですが、
この警官、年末年始の時期だけ配属されたらしく、
土地勘が全然ない、おまけに凄い東北訛りで話が伝わりにくい。
それでも状況を説明して、書類を書いて置いて来ました。

帰り際に、その警官に訪ねられました。
「持ち主が出てこなかったら、あなたこれ欲しいですか?」

「結構です、、」
そんな薄気味の悪いもの、いりませんから。

あれから、警察からの連絡は無いけれど、
持ち主は出て来たのだろうか?
年明けの新聞を見ても、それらしき事件は載っていなかったから、
ただの「落とし物」だったのだろうか…
今年もまた忘年会の季節がやってきましたね、
”年忘れ”
この一年の出来事を忘れ去り、新たな年を迎えるためのお祭り騒ぎ。

あの携帯電話の持ち主は、すべてを捨て去りたい何かがあったのだろうか?
そして、その人は今何処に・・・

「現場周辺からお伝えします!」

今日もいいお天気で
ランチタイムの自由が丘はのんびりとした雰囲気でした。

突然、サロンの前の通りを
”ウゥー、ウゥーー”と、サイレンの音が駆け抜ける。
この通りは消防車がよく通るので、
また火事かなと思う。
「空気が乾燥しているから、火の元には注意しないとなぁ、」
なんて思いながら仕事をしていたら、
またしても”ウゥー、ウゥーー”と緊急車両が走って行く、、
窓の外を見下ろすと、消防車ではなくパトカーでした。

「パトカーですね、事故ですかね~」

「サイレンの音って、家の前で止まるとびっくりしちゃうのよね~」

なんて、お客さまと話していたら、

止まった。
サイレンが、すぐそこで。

そしてまた来た、
覆面パトカーもいる、
白バイも集まってきた。

そして野次馬も、、、

『なんか、若い人が包丁持っていて、
  警官が斬りつけられたってさー』
通りを歩く人達が話している。
”事件だ”

包丁を持ったヤツが暴れているのか?
ヤク中か?
いろいろ想像は広がるけど、真相はわからないままだ。
とにかく真っ昼間っから、すぐそこで事件は起きていた。

交差点の向こうは、すぐに封鎖され、
交通整理のホイッスルが響いている。



まさか犯人が逃走していることは無いと思ったけど、
とりあえず店のドアはロックしておいた。
(かなりの小心者だな、)
それから3時間近く、交差点の向こうは封鎖されていた。

年末になると物騒な事件が増えますね、
皆様も戸締まりなど、お気をつけ下さいませ、

お掃除日和

今日は”お掃除の日”になりました。
家の中の掃除と店のワックス掛け、
ついでに確定申告の書類の整理も少しだけ。
掃除もやり始めると、いろんな所が気になってきて、
キリが無いですね。



↑コレ、初めて使ってみたんですけど、結構楽しいですね~、
ホコリがありそうな所を探しまわっちゃいますね。
今はお掃除用品も進歩しているので、
楽しみながらキレイに出来るといいですね。

肝心の
店の床はですね、、



本当は汚れた所を剥離剤で落としてからやらないと
こんなふうに、色ムラが出てしまうんです。
自分が歩き回る場所だけ剥がれて、色が薄くなっていくんですねぇ。
でも、これも味があっていいかな~、なんて。

さて、今夜のおやつは、
コーヒー好き&酒飲みにはたまらない。
「カクテルパートナー、カフェ&ミルク」

そして、



たいやき!

昨日に引き続き、甘いもので。

チョコレートでエネルギー補給

今日も仕事が終わってホッと一息、
差し入れのチョコレートを頂いています。

ピーナッツバター入りミルクチョコレート!
う~ん、脳みそまでとろけそうな甘さは
まさにアメリカの味、クセになりそう。


おぉ~っ、こんな方々も控えておりました、
もう、10人位はやっつけたけどね~

疲れた時にはチョコレートに限りますね。
(完璧カロリーオーバーーーー)
さてと、
ようやくリースも飾ったし、

音楽もクリスマスっぽい選曲に変えてみたし。
あんまりコテコテにならないようにセレクトしてね、
でも、やっぱり
”All I Want For Christmas Is You”(Mariah Careyね、)と
”Last Christmas”(織田裕二じゃないの、)は外せないのです!


なんとなく12月の気分になってきたかな。

”師走”ってのは、本当にあっというまに過ぎてしまうから
早め、早めに、物事を進めていかないと大変。

明日は定休日だけど、床のワックス掛けでもしようかな、
店の中もキチンと整理しておかないと、
運気が上がらないような気がするし、
大掃除にはまだ早いけど、開運を神頼みしながら
少し整理整頓してみますか…

「初恋のきた道」

昨日お会いしたお客様の“お勧めの映画”
「初恋のきた道」を見ました。

これはねぇ~
いい。

ものすごくピュアな恋の物語、
初恋のせつなさとか、純粋に人を想う気持ちとか、
ストレートに表現されているんだな。
純粋すぎてコワイって思う人もいるかもしれないけど、
時代背景が文化大革命前の中国、しかも小さな農村でのお話。
自由恋愛が普通ではなかった頃の、切ない恋物語なんだから。

二人のエピソードを最小限に抑えることで、
この純愛が、その後も変わらずに続いた事を想像させます。

四季折々に表情を変えて行く広大な風景と、
切ない音楽も効果的に使われていて、
涙腺が緩くなる可能性、大ですよ、、

見て~~
<初恋のきた道/ 2000年 /米・中国/89分>

気持ちのいい朝でした。

朝、駅を出て 自分の店へと歩いていると、
時々お客様とお会いすることがあります。
今朝も仕事に向かうNさん(男性)とばったり、

この方は都内で何店舗もの雑貨店を経営している社長さん。
僕より少し年下なんだけど、とても忙しい。
あちらこちらと飛び回る毎日。
土日もお仕事だし、これからの時期はクリスマス商戦や、
お正月の福袋と大変なんだろうなぁ、、

でもね、このNさん、ものすごく気さくで、
ものすごく腰が低いの。
腰が低過ぎて、シャンプー台に首が届かない位、
そのくらい低姿勢なんですよ。
やっぱり、大きな仕事をこなす人は、
気配りが行き届いていて、腰が低いものなんですね。

さて、Nさんと朝のご挨拶を交わして歩き出すと
今度はワンちゃんのお散歩中のKさんとお会いしました。

このワンちゃんとは初対面、
白い体にカフェオレ色のブチがある、ジャックラッセルテリアでした。
ジャックラッセルは、やんちゃだけどかわいいですね~
ちょっとご挨拶して撫でてみたら、以外と受け入れてくれるじゃないですか、
なんだか朝から ほのぼのしちゃいましたよ。

店を始めた頃は、この街には一人もお客様が居なかったのに
こうやって、地元の人に覚えていて貰えるって
嬉しい事なんだなぁ、
少しはこの街にも馴染んで来たのかな?
なんて、ちょっといい気分の朝でした。

iTunes!

店で流している音楽をiTunesで選曲していたんです。
営業中は邦楽はかけないんですけど、
iTunesの中には色々入っています。

そういえば先日、オフコースの曲が「AIDS チャリティProject 」
としてカバーされていましたね、
そんなことを思い出して、オフコースオリジナルのほうを
聞いてみました。

『生まれ来る子供たちのために』 作詞、作曲 /小田和正

この曲は30年前に、「日本という国はどこへ行ってしまうんだろう」
という危機感に迫られて書かれたという。
凄く大きなテーマだけれど、
歌詞をみると、とても身近な事のように思える。
♪ 君よ愛する人を守り給え
  大きく手を広げてこどもたちを抱き給え
  ひとりまたひとり 友は集まるだろう
  ひとりまたひとり ひとりまたひとり

  真白な帆を上げて旅立つ船に乗り
  力の続く限り ふたりでも漕いでゆく
  その力を与え給え 勇気を与え給え ♪
なんだかいい詩だな、あらためて、そう思ったのでした。

RED RIBBON Spiritual Song ~生まれ来る子供たちのために~
絢香、小田和正、加藤ミリヤ、TAKURO(GLAY)、TAKE(Skoop On Somebody)、TERU(GLAY)、一青窈、RYO(ケツメイシ)、若旦那(湘南乃風)が参加。

クリスマスがやってくる

あ~~クリスマスだ、
たぶん今年も、あっと言う間にクリスマスなってるんだ。
クリスマスの飾り付けを、すっかり忘れています。
休みの日に仕入れてこようと思っていたのに、
花粉症のせいですっかり忘れていましたよ。

さて、どうしようか?

とりあえず、冬限定のコレをぶらさげてみましたが、、


うちの店のクリスマスはまだまだ遠いなぁ。

そういえば、ここ「自由通り」沿いの店舗を対象に
毎年”クリスマス・ディスプレーコンテスト”なるものが
行われていたのですが、今年は違う企画を用意したみたい。

↓今年はコレなんだって。

12月23日(日)
「むかしなつかし 縁日横町」
・・・・・・・・

お正月気分先取り、
自由が丘は一歩先を行くぜ、って感じ?
あーもう、ヒルズもミッドタウンもイトシアさえも
眼中にないって感じー

なんで、クリスマスを目前にして、縁日なのかなぁ?
純和風、そしてレトロ、
『ALWAYS 三丁目の夕日』を意識したのだろうか?

「今は昭和30年代がオシャレですぜ、会長、」
とか言ってんのかなぁ?

『三丁目』にだってクリスマスは来ただろうにねぇ。

自由が丘はイカしてる、
とっても素敵な街、自由が丘!
世の中がクリスマスムードに包まれる頃、
祭り囃子がピーヒャララ~~、って響くんだ、、

想像しただけでも、、怖え~~

居心地のいい場所ってさ、

「居心地がいい場所」を考える、

「居心地の良い場所」って、どんな所を思い浮かべますか?
自分の部屋
お気に入りのカフェ
眺めのいい公園のベンチ…

居心地が良い場所って言うのは、
素になれて、リラックスできる場所なのかな、
穏やかな気持ちになったり、ぼんやりできる場所なのかなぁ。
でも、
それだけなんだろうか、、、
”本当に居心地がいい”の中には、ちょっとだけドキドキ感が
入っているような気がするんですよね。

なんだか疲れちゃって、ぼぉ~っとしたいなって思った時に、
行きたくなる場所、
それは、穏やかな気持ちにリセットしてくれるだけではなくて、
ちょっとだけ元気をくれる所であって欲しい。

「お気に入りのカフェから見える空は毎日違う色を見せるんだよ。」とか、
「行きつけのバーのマスターがさぁ、いつも鋭い意見をくれるんだよ。」なんて
小さな発見や驚きをくれる場所は、何度でも行ってみたくなるんじゃないかな。
お店をやっていると、
「ああ、ここはやっぱり落ち着くね、」って言って頂けると嬉しいですね。
リラックスして頂ける穏やかなサロンにしていきたいと思います。
そして、ちょっとだけ
ドキドキ、ワクワクするような”隠し味”を用意することができたら…

そんな矛盾するようなふたつの感覚を
演出できたら、居心地のいい、魅力的な空間になるのかな。